1 2009年 06月 20日
先週末に行って来た星野道夫さんの写真展、帰りがけに買ってきた「星野道夫著作集 1」を読んでいます。 ちょうど翌月曜日に大阪へ日帰りで出張があり、新幹線の中で星野さんの綴るアラスカの世界に引き込まれてしまいました。 星野さんの著作は何冊か読んだ事はあったのですが、一番初期の作品である「アラスカ 光と風」を初めて読みました。 何故彼がアラスカという地に惹かれ、そしてその地に足を踏み入れ写真家として深く根を下ろすことになったのか、エスキモーの村での暮らし、クジラ漁について、オーロラを撮る為にこの時期まず人は入っていかない厳冬のマッキンレー山南面へ、1ヶ月のキャンプを張る等、多くの熱い思いがこもった文章が詰まっていました。 読み進めていくたびにこれまで以上に星野さんのアラスカの自然、野生動物、そこに生きる人々への思いを強く感じ、共感し、さらにどういう思いを込めて写真を撮っているかひしひしと感じ、もう一度写真を見たいと思い、明日まで開催されている写真展へ今日また行ってきました。 写真を見ることともう一つ、会場では何点かの映像を流しているのですが、先日は時間の都合で見られなかったある映像も見たかったのです。 それは星野さんが1993年に地元の市川文化会館での講演の様子を収めたものです。 映像は75分間にわたり、アラスカや自然との関わりを話されたあと、撮影した写真の解説をしていってくれました。 今までご本人の話す姿というのはあまり見る機会もなく、本で語られている内容や撮影された写真をご本人の口から聞けるとても良い機会となりました。 帰りにはまた上の本屋へ行くと、「旅をする木」があったので、買って帰ってきました。 この前はきっと売り切れていたのでしょうね。 今日は帰りがけに久しぶりに、「山崎12年」を買ってみました。 家で飲むお酒といえば、もっぱら焼酎か日本酒が多いのですけど、このウィスキーは10年程前バイクにテントを載せ北海道や日本各地を旅していたとき、良く旅のお供に持っていったお酒です。 このところまた人気が復興してきたらしいハイボールにして、一杯目は頂きました。 この時期にぴったりのさわやかな飲み口で、美味しいです! 2杯目はハーフロックで。 ウィスキーの香り、すごく好きなんですよねぇ。 まずはす~っと鼻から吸い込み香りを楽しみ、そして口に含む。 二重の美味しさを楽しむことができます。 そんな香りと味は、ちょうど10年前誰もいない女満別湖畔キャンプ場で星空の下、同じくこのお酒を片手に眼前に広がる真っ暗な網走湖を見て過ごした夜を思い出させてくれました。 ▲
by kibunwatabibito
| 2009-06-20 21:39
| アラスカ
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2009年 06月 13日
今日は星野道夫さんの写真展へ行ってきました。 ![]() 会期:2009年6月6日(土)~2009年6月21日(日) 会場:コルトンホール、他館内各所 時間:コルトンホール 10時~18時 他館内各所はコルトンプラザ営業時間中 Read more ▲
by kibunwatabibito
| 2009-06-13 18:53
| アラスカ
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2007年 02月 25日
「アラスカの氷河…その1」から続けての投稿です。 前日のボートトリップでの氷河ツアーの翌日は、車でアクセスできるExit Glacier へと向かう。 駐車場から平坦な道を10分ほど歩くと、氷河の末端が見られる場所までくることが出来る。 今回自分達が歩くのは、Harding Icefield Trailと呼ばれる所で、氷河の流れに沿って山道を歩いて登っていく。 片道約6kmを標高1,000m程登っていくので、それなりに体力が必要となるが、Day Hikeでこれ程ダイナミックな素晴らしい景色が見られる場所はそうないだろうし、とても印象深い場所になった。 NZから帰ってきてから、運動不足で完全になまってしまった体にムチを入れて、最初は木々の中を登っていく。 ある程度登って視界が開けてくると、左手にExit Glacierが見えてくる。 ![]() Read more ▲
by kibunwatabibito
| 2007-02-25 13:36
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2007年 02月 25日
アイスクライミングに続いて、今回は歩きと船から見る氷河を紹介してみたいと思う。 場所はアンカレッジから南方にある、Kenai Fjords National Park。 Sewardという町のキャンプ場に2泊し、それぞれ一日かけて氷河をめぐる。 初日はボートに乗って往復約6~7時間の船旅。 ここからHolgate Glacierが見える場所まで行って帰ってくる。 あいにくのどんよりした曇り空の天気だったが、途中遠くには海に流れる氷河も見ることができる。 ![]() Read More ▲
by kibunwatabibito
| 2007-02-25 13:04
| アラスカ
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2007年 02月 22日
氷河繋がりで、今回は2回に分けてアラスカでの氷河体験を書いてみようと思う。 アンカレッジから車で東へひたすら走り、途中舗装路はなくなりさらに数百キロ、まさしく道の終わりにあるのがMcCarthyという場所。 そこは炊事場やシャワーはもちろん、水道さえなくキャンプ場なのかどうかはわからないけど、氷河から流れる河原にテントを張って、アラスカでの旅の初夜を迎える。 天候にも恵まれ、目の前には氷河をたたえる4,000mを優に超える山々を望む事ができ、アラスカらしいこれ以上ない場所だ。(時刻はすでに夜9時近く) ![]() Read more ▲
by kibunwatabibito
| 2007-02-22 21:58
| アラスカ
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