気分は放浪記

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2011年 02月 13日

写真展を終えて

昨日、一昨日と横浜美術館前にて開催をしていました「AOZORA写真展 in YOKOHAMA」、無事終了しました。


この横浜展の話を最初に耳にしたのはいつだったでしょうか。
昨年の10月に当初開催予定だった第9回AOZORA写真展の前にそんな話を聞いて、まだ次に迫る写真展の後の事だというのに話を聞いて想像膨らみわくわくしたのを覚えています。

具体的に動き出したのは、その秋の写真展を終えてすぐの事。
いつもだったら一つの大きな楽しみが終わってぽっかりとした空間ができてしまうのですが、そんな暇も無く次の大きな目標に向かって歩みを進めていく事となりました。

いつもとは違う場所で、雨が降っても延期はできない、参加者もいつもの4倍くらい集めないといけない。
試行錯誤を繰り返して一つの形になっていたと思うものを一度ばらして、一からまた組み立てていく作業が必要でした。

自分の行動にさえ計画を立てることができない自分は、こういう事にはほとんど無力です。
自分が出来る事は本当に限られた事だけでした。
だけど自分の周りにはすごい能力を持った人たちがたくさんいたのでした。

仕事が終わった後、家に帰ってメールを開くとピーク時には100通以上の未読メールが届いている。

参加者募集のための準備、膨大な量の写真データを受け入れる体制、全ての参加者の方からの写真と関連する情報の取りまとめ、作品やポストカード印刷、当日の設営やイベント、その他数え上げたらきりが無く途方もないような一つ一つの事を、寝る時間を削ってここ1ヶ月以上運営局メンバーとAOZORAのベテランメンバー達でこなしていき、気がついたらもう写真展の当日を迎えていたという状況でした。





当日の朝、起きて窓を開けてみるとまだ雪も雨も降っていない。
このまま設営完了まではもってくれないだろうかという淡い期待を抱いて支度をして家を出ると、地面は黒く冷たく光り雨が降っていた。
会場へと向かう車内の窓から外の流れる景色を見ていると、やがて雨は雪へと変わっていった。
みなとみらい駅を降り地上に出てみるが、やはり雪は変わらず降り続いていた。

集合時間の7時ちょっと前、横浜美術館前に集まったのは顔見知りの数人だけ。
当日の出欠状況を事前に確認をしていた時、設営に朝から参加できる人は50人くらいはいるはずだったのに、もしかしていつものメンバーだけで準備しなくちゃなのかなと思ったりもした。

しかし時間が経つにつれ人はどんどん増えていき、こんな天候にも関わらず初参加の人もたくさんの人が集まってくれていました。


凍えるような寒さの中、かじかむ手でプラスチックダンボールで出来た什器を繋ぎ合わせ、700点以上ある作品を一枚一枚貼っていく。
雪に濡れながら完成した什器を会場に一本一本並べていく。
運営局もベテランのメンバーも初参加の人たちも、写真展会場を作り上げるという事への思いは一緒でした。


会場が出来上がったときは、これまでやってきたことがやっと一つの形になったという思いと、こんなに多くの人たちが広く深く関わってきたものが出来上がったという思いで、やっぱり感動。
でもこの感覚は言葉ではやっぱり表現できない。


しかし、この冬一番の寒さに雪と風、初日はなんとか展示できたものの止む無く2日目の作品の屋外展示は中止する事となってしまいました。
そのあたりの経緯は、AOZORAのHPをご参照ください。


今年に入ってからずっと好天が続き少し暖かくなる日もあったりして、まさか写真展当日があんな天候になるだなんて想像できていませんでした。
こんな天候にあたってしまった事は残念といえば残念ですが、最初から雨が降っても開催をする心積もりはあったので、今回の天気の事に関してはそれ程気にしていません。

それよりも参加者や来場者の方で、今回の展示を楽しみにしてくれていた人たちにお見せすることが出来なかったのが残念でなりません。


でもそんなマイナスの事よりもはるかに多くの嬉しい事や感謝の念がこの写真展には溢れていました。


そんな中の一つは、昨年末に一緒に撮影を楽しんだ方達が写真展を訪れてくれた事。

AOZORAでは、写真や撮影行為を通して心と身体を元気にする活動もしています。

昨年12月には横浜市内にある福祉施設に3ヶ所お邪魔して、皆でカメラを持って撮影会をしました。
初めて触る一眼レフカメラに心躍らせ、目に映るたくさんの物をそれぞれ思い思いに撮影を楽しんでくれていました。
(詳細については、AOZORA HPのダイアリー(2010年12月~2011年1月)をご覧ください。)

今回の写真展ではその時に皆が撮った写真も作品として展示、ポストカード販売をしていました。
当日は雪の降る悪天候の中、その時一緒に撮影会を楽しんだたくさんの方が会場を訪れて頂き、自分の撮った写真が大きくプリントして飾られているのをみたり、ミュージアムショップでポストカードとして販売されているのを手にとったり、本当に嬉しそうな笑顔があちこちに溢れていました。

「また来てね!」、「今度はいつ来てくれるの?」と嬉しい言葉ももらい、また次に会えるまでの楽しみが増えました。


2日目はポストカードだけの展示、販売となってしまいましたが、当初それ程広くもなく人通りもいつもの代々木公園並木道に比べたら圧倒的に少ないこの場所で、購入していただける人がどれだけいるのだろう?と思っていました。
でもそんな心配は全くの杞憂に終わり、初日から続けて販売ブースはいつも人で賑わいたくさんのポストカードを購入していただいていました。


そして大きな事故もなく、無事2日間の横浜でのAOZORA写真展は終了しました。


ずいぶんと長くだらだらと書いてしまいました。
もし最後までお読み頂いた方がいたらありがとうございます。

正直色々大変であった事は間違いないのですが、伝えたかったのはこの写真展がこうやって出来上がったのは自分の周りにいるAOZORAの事を強く想い頑張ってくれた人たちがいたから、という事。

そんな人たちと一緒にやってこられて良かったと感謝しています。


当日撮った会場風景については、また別途後日載せて行きたいと思います。

今日はこの一枚だけ。

雪降る素敵な写真展でした。

e0110874_20195845.jpg
PENTAX K-5 + DA★ 16-50mm F2.8
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by kibunwatabibito | 2011-02-13 20:49 | AOZORA


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