2009年 03月 14日

カヌーが取り持つ仲

この所天候不順な事が多く、花粉症持ちには辛い季節でもあり、さらに土日に色々予定が入っていて中々写真を撮りに行く機会もありません。
そんな中今日は、この時期毎年恒例の集まりに行ってきました。

始まりは2001年の9月、カナダのオンタリオ州にあるアルゴンキン州立公園をカヌーで5日間旅しました事からはじまります。



その年の2月に初めてニュージーランドへバイクツーリングをしに出かけ海外の面白さに目覚め、その年の夏にまたどこか行こうと選んだのがこの場所でした。

このツアーでガイドしてくれたカナダ在住の日本人ガイドのKatsuさんが、毎年この時期日本で行われるボートショー(カヌーショー)に出展するために帰ってくるので、そのツアーの時に一緒だった仲間と毎年恒例のように集まっています。

自分はこのアルゴンキンの後、翌年にKatsuさんの勧めでバンクーバー島にシーカヤックの旅へ、さらに一昨年にはまたこの時の仲間を含め、Katsuさんにガイドをしてもらってユーコン川を下ったりと、今の自分のアウトドアライフの中でも大きな影響を持つ人達でもあります。

近くに住む人とはたまに会って遊んだりもするのですが、今日は名古屋、大阪、京都からも駆けつけてくれて、久しぶりに楽しいひと時を過ごしました。

Katsuさんといるとその経験知識豊富で、ガイドが天職かと思うほど分かりやすい話で、いろんな事を吸収できて勉強になります。

今日も色々ありましたけど、一番興味を持ったのがメープルシロップの作り方でした。

カナダのそれもメープルシロップが良く作られるオンタリオ州に在住という事もあり、実際に自分で木から樹液を採取して煮詰めて作った事もあるそうです。

メープルシロップは主に、シュガーメープル(サトウカエデ)の木から採取した樹液で作られます。
その樹液を採取できる時期も限りがあり、2月の下旬から4月にかけての短い間しか採ることができません。

ん?なんでだろうと一瞬思いましたが、すぐに思いつきました。

以前ここにも書いた紅葉の仕組みにも関係があるのです。

広葉樹は秋から冬にかけて、冬支度をする為に葉と枝の間に離層を作り、葉と枝の間で水や養分の流れを堰き止めてしまいます。
ここで養分を根に蓄え、寒い冬を越して次の春を待ち望むのです。

春が訪れようとする頃、木々は根に蓄えた養分をまた枝へと送り込み葉を茂らせ光合成の準備をし始めます。

そう、この時を狙って木々から樹液を頂くわけです。

う~ん、なるほどと思ってしまいました。

一本の木には2~3本ドリルで2~3cmの穴を開け、そこに蛇口のようなものをいれてバケツを吊るしておくと、樹液がぽとぽとと溜まっていきます。(今はチューブを使ってポンプの力で効率良く吸い上げているようです。)
落ちてくる樹液は無色で、ほとんど水のようで甘さもありません。
これをどんどん昼夜を問わず煮詰めていって、1リットルのメープルシロップを作るのに、約40リットルの樹液が必要になります。

木にそんな穴をあけて傷ついてしまうのではと思いますが、この穴の数も木を傷めないように制限がされています。
樹液の採取が終わると、この穴はメープルの木の自然の力でだんだんと穴が小さくなって再生されていくのです。


なんだかまとまりのない話になりましたが、楽しい時間を過ごす事ができました。

また来年皆に会えるのを楽しみにしています。

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by kibunwatabibito | 2009-03-14 23:58 | 日常 | Comments(2)
Commented by パッセイオ at 2009-03-15 20:18 x
私も今日、横浜の方へKATSUさんに久しぶりに会いに行こうと思って
いたのですが、自分の異動の準備やらなにやらで断念しました。

KATSUさんの人柄と勉強熱心なガイドぶりにはほんと感謝ですね。
また、カナダへ遊びに行きたいと思っています。
Commented by kibunwatabibito at 2009-03-15 21:16
パッセイオ さん
九州への異動ということで、色々身の回り忙しいでしょうねぇ。
昨日は自分達の他に、同じくユーコンでKatsuさんにガイドをしてもらった方が一人一緒に加わって、一緒に飲んでいました。

そのうちユーコン同窓会でもしたいねぇって、言っていましたよ。


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