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気分は放浪記

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2008年 07月 07日

古代蓮の里へ・・・(2)

今回は入り口近くにある、世界の蓮園で見る事のできる蓮を何種類か載せていきたいと思います。
ここでは、全40種類の蓮が栽培されてあり、一部時期がずれるのか全く咲いていない蓮もありましたが、色々な種類の蓮を見ることができます。

まずは、大賀蓮(おおがはす)。

PENTAX K10D+DA★ 50-135mm F2.8
古代蓮の里へ・・・(2)_e0110874_19434143.jpg




行田蓮とは見た目も似ており、どちらも古代蓮とも言われています。

大賀蓮は、遺跡発掘作業の際に発見された実から開花したもので、今から約2000年前(弥生時代)の物と鑑定されています。
見つかった3粒の蓮の実の発芽を試みたものの、2粒は失敗し残りの1粒の発芽に成功しました。
この蓮の実の発見者、発芽育成者の大賀博士の名前をとって「大賀蓮」と名づけられました。
以来、大賀蓮は「世界最古の花」として、海外でも大きい反響を得ています。

なお、蓮は植物のなかでも、もっとも古いもののひとつといわれ、およそ 1億4000万年前に、すでに地球上に存在していたといわれています。

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- 原始蓮(げんしばす) -

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- 舞妃蓮(まいひれん) -

個人的に好きな蓮の一つで、王子蓮と大賀ハスとの交配により誕生した品種です。
白い花弁の先にうっすらとしたピンク色が乗った美しい花で、開花と共に日を追うごとに色は退色していってしまいます。

この咲き始めの美しい色合いの花を、なんとかきれいに撮りたかったのですが、どうも上手くいきません。。。
3日目あたりになると、後ろのぼけの花のように白くなってしまいます。
古代蓮の里へ・・・(2)_e0110874_208387.jpg


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- 王子蓮(オウジバス) -

そして、今回気に入ったのが明光蓮(めいこうれん)の一日目の花です。
明光蓮は、蜀紅蓮(しょっこうれん)と舞妃蓮の交雑品種です。
蕾から開き始めた形は、行田蓮の形に比べてスマートで気品を感じさせます。
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この花は蕾や1日目の花ばかり撮っており、家に帰って気がついたら咲いている花は一枚だけしかありませんでした。
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- 1日目の花とたぶん3日目の花 -

世界の蓮達はここまでで、もう一回だけ古代蓮の里シリーズ続きます。
・・・(3)へ続く。


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by kibunwatabibito | 2008-07-07 20:30 | Flower - 花 - | Comments(2)
Commented by りょう at 2008-07-07 22:34 x
蓮の花の色がなんともいえないピンク色ですね。
白地に淵がピンクなのもいいですねー。
目の前で是非見てみたいものです。
Commented by kibunwatabibito at 2008-07-08 19:46
>りょう さん
実際見てみると、結構大きいんですよ。
これだけの花がたくさん間近に咲いているのを見ると、おぉ~ってなりますよ^^
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