2012年 02月 22日

御苗場の展示作品・・・(1)

御苗場での展示も終了して早1週間以上、なんだかもうずいぶん前のように感じています。

さて、今回の展示作品についてちょっとご紹介してみたいと思います。

今回武藤さんとの合同での出展となったわけですが、もともとは別々に申し込みをしており自分は自分で出展する作品の準備を年明け前から進めていました。

まず、以前から一度大きくしてきちんと展示したいと思っていた写真があり、今回A1サイズに印刷、そしてフォトアクリル加工をして展示した作品がこちら。

PENTAX K10D + DA 16-45mmF4ED AL
e0110874_19445281.jpg


この写真は、2007年の9月3日に撮影したもの。

川面に映るオーロラとカヌーが写っているのが分かると思いますが、このカヌーに乗ってこの目の前に流れるユーコン川をキャンプしながら下っていた時の写真です。


良く聞かれる質問が、「9月でもオーロラが見られるのですか?」というもの。

オーロラというと、真冬の寒い時期に見られるものというイメージがあるようですが、実際のところオーロラは時期に関係なく1年中発生しています。
しかし、極地に近い場所というのは夏は白夜で夜暗くならない為見えないだけなのです。

では、なぜ極地でしか見られないのかというのは、地球の磁力線が影響しているのですが、小難しい話で言葉だけではうまく説明もできないので、以下のサイトが分かりやすいと思いますので、ご興味あればご覧ください。
http://www.yukon.ymtours.com/auroranavi/sikumi.html


さて、このオーロラを見た時の日の入りは21時ころ。
また、極地に近ければ近い程、日の入り後空が暗くなるまでに時間がかかり、空が暗くなり始めたのは22時を過ぎた頃でした。

やがて夜空には無数の星々が瞬き始め、夕食を食べ終えお酒を飲みながら、9月初旬とはいえど気温は0℃近くまで下がるため、焚火にあたって暖をとっていました。

0時を過ぎたころ、北の空にうっすらと白い雲のようなものが薄くかかり始めました。
オーロラは始めきっかけとして、雲と判別がつきにくい白っぽいものが現れる事が多いようです。

やがて雲にしては早すぎるくらいに動きをまし、そして色も白から薄緑色へと変化していって光の強さを増し、空にカーテン上に大きく広がって光の幕がゆらゆらと動いていきました。

オーロラが活発な動きを見せたのも束の間、その後急に力が弱まったかのように光はその姿を消し、時刻はすでに夜中の2時近くになっていました。

ずっと夜の間起きていて、焚火にあたりながら星空を、そしてオーロラが現れるのをいつまでも待っていたい心境でしたが、そもそもここへはオーロラを見る事が主目的ではなく、このユーコン川を下りにきているので日中はちゃんと川を下っていかないと、160km程先まで近くに道路も通じていないため帰る事ができません。

この後の4日間、夜は曇りがちだったり晴れていても残念ながらオーロラを見る事はありませんでした。
そして2年後の2009年にも同じ場所を6日間カヌーで川下りしたのですが、この時はずっと夜は天気が良かったにも関わらず、残念ながらオーロラは現れてくれませんでした。

ということで、これが自分にとって初めて見たオーロラであり、また唯一のオーロラとなりました。

オーロラの撮影に関しては、このとき初めてだったということもあり一発勝負。
渡航前にどのくらいの露出で撮れば良いのか確認をしておいて、実際現れた時にはしばし見とれてた後に、せっかくだしカヌーと一緒に撮ろうと三脚をセットし、オーロラが活発に動いている時はあっというまで、この1枚だけ撮ってすぐに消えていってしまいました。

ちなみに、このユーコン川のカヌー下りについては、別途ブログへ写真と共に記事を書いていますので、よろしければご覧ください。(かなり長いです。。。)
ユーコン川 '07
ユーコン川 '09


オーロラの色についてですが、この写真では緑が強く出ていますが、実際目で見るともう少し淡い色です。
オーロラといえばこの緑色に見えるものが一般的ですが、それ以外にも赤色だったりピンク色だったり青っぽい色であったりすることもあり、これらはオーロラの発生している高度に関係があります。

大気中の原子・分子は高度によってその種類と密度が異なり、高度200~300Kmほどの赤色のオーロラは酸素原子が発光し、高度100Km~200Kmほどの領域では、酸素原子が発光して緑色となります。

…と、話は色んなところへ飛んでしまいましたが、とりあえず展示の1作品ご紹介でした。
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by kibunwatabibito | 2012-02-22 20:00 | カメラ関連 | Comments(0)


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