気分は放浪記

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2011年 11月 07日

夜景と星と富士山と・・・

今回は、11月4日(金)の深夜から出かけた久しぶりの富士山撮影の際の写真を、数回にわたって載せていきたいと思います。

今回出かけた先は櫛形山林道という場所なのですが、最近良く撮影をご一緒する写真家の武藤さんより、ここから見る富士山が素晴らしいので是非行きましょうと以前から誘われていました。

4日(金)当日、それまで特に週末どこか行こうという予定は立てていなかったのですが、昼間会社で天気予報など調べていると土曜日の午前中くらいまでは天気が持ちそうという事が分かり、もともと予定を決めておいたりするのも性に合わないですし、写真を撮るのは天候に大きく左右されるため、いつもどこかへ行く時は直前に思いつきで行動したりしています。

そこで武藤さんへ予定確認してみると、夜中であれば出られるかも知れないという事で、とりあえず一人で行くにしても櫛形山林道へ行くつもりで家に帰ってから下調べをし始めます。
下調べもついて、準備も万端となったところで、武藤さんも24時くらいに出られるという事なので、いざ出発です。

春先からは東北道ばかり走っていた気がしますが、ここ最近はなぜか中央道ばかり。
つい先日も何回か通った気がする夜道を快適に走り抜け、甲府昭和ICという今まで乗り降りした事のないIC降り、またさらに西へ進みます。

南アルプス市を抜け林道へと入っていくと、1.5車線くらいのくねくね道をひたすら走っていきます。
くねくね道は基本的に好きなのですが、真っ暗な上に道は狭く落石も多く、さらに落ち葉がたくさん落ちていて落石なんだか落ち葉なんだか良く分からない状況。
こんな道はバイクで走ってもあまり楽しめなそうだなぁ、なんて考えながら慎重に走ります。

カーブをまわって前方の道にヘッドライトが届くと、

「!?!」

なんかおっきな物体が道の真ん中にいて、あちらも驚いて山の斜面を駆け上がっていきました。

「鹿かなぁ」、「カモシカ?」なんて話しながら走っていると、今度は路側帯にで~んっと自分の背丈程ある立派な鹿が身じろぎもせずにこちらを睨んでいました。
鹿といっても、奈良公園とかにいるあんなかわいらしい鹿ではなく、立派な角を生やした鹿ですよ。

こりゃ、接触したらあちらもこちらもたまらないな、とより慎重に運転を続けると、その後も鹿や狸と道を追いかけっこしたりして、幸運にも(?)野生のナイトサファリを楽しむ事が出来ました。

話が横にそれましたが、櫛形山林道に入ってからは撮影ポイント探しです。

武藤さんは以前ここへは撮影に来ているので、大体の目安はついているようです。
まず、ここは富士山写真愛好家(?)の方々が毎晩のようにスタンバっているようで、絶好のポイントは車が何台も止まっているという話でしたが、人気がまったくない道をしばらく走っていると確かに車が数台急に現れ、道端に三脚をずらっと並べて場所取りしている場面に出くわしました。

ちょっとここにはもう止める余地はないのでそのまま進み、他に眺望がききそうな場所を探します。

しかしそれらしい場所が見つからず林道を下りきってしまい、そのまま丸山林道の方へ行ってしまいました。
しばらく道を登って通行止めの迂回路の場所まで来て、さすがにこの辺はもう撮る場所なさそうだと言う事で(丸山林道を登りきったところには、また別のポイントはあるらしいですが)、また来た道を戻っていきます。

もう一度ゆっくり注意しながら道を走って行き、なんとか木々がなく視界が開ける場所を見つけ車を止めます。

その時、富士山は車のヘッドライトで暗さにまだ慣れておらず肉眼では見えなかったのですが、とりあえず三脚を立て目の前の景色を撮ってみると・・・、富士山見えました!

PENTAX K-5 + DA★ 16-50mm F2.8
e0110874_2043880.jpg




とりあえずここから富士山が撮れるということがわかり、ここを撮影場所に決めようと車を崖から落ちないよう端によせ、撮影開始です。

この時、時刻は3時半頃。
月は夜半に赤く染まりながら西の空に沈んでいきましたので、星も良く見えます。
e0110874_20431059.jpg


富士山はちゃんと見えて良かったのですが、ちょっと雲が麓のほうにかかり頭の方しか見えませんね。
でも町の上に霧のように薄くかかる雲は、これはこれで幻想的でした。

この街灯りと星の軌跡を両立して撮れるか、絞りとシャッタースピードとISO感度を試し撮りした写真の露出と感を頼りに、15分間長時間露光してみました。
e0110874_2043962.jpg


ちょっと街灯りが明るいので星は少なく淡い感じになってしまいましたが、なんとか飛ばずつぶれず撮れていました。
次は縦位置でもう一回15分。
e0110874_2043769.jpg

本当は30分以上の露光をしたかったのですが、他にも色々撮りたかったのでちょっと短めに。

こちらは上の横位置写真に比べより広角(26mm)で撮ってるので、星の軌跡の量も少なく中途半端な感じになってしまいました。
う~ん、撮るなら撮るで優柔不断はいけませんね・・・。

この後、徐々に東の空(富士山側)は明るくなり、想像を超えた壮大な朝焼けへと変化していくのですが、またぼちぼちと写真を載せていきたいと思います。
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by kibunwatabibito | 2011-11-07 21:42 | 日本の風景 | Comments(0)


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