気分は放浪記

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2011年 10月 14日

裏磐梯へ・・・(9)

少し間があきましたが、9月9日(金)~11日(日)に行った福島県の裏磐梯の続きです。

東京を木曜日の夜に発つ前に天気予報で確認していた時、天気は下り坂で金曜日の昼以降は雲が多くなり、一時雨という予報もあったため、当初は初日の夜と朝が撮影できれば良いかなと思っていました。

天気予報通り、初日は到着して夜中から朝にかけて天候に恵まれ素晴らしい景色を見る事が出来たのですが、この日は昼から夜にかけてもそこそこ天気がもっていました。

そこで2日目の今日も天気が良かった時の為に、昨晩早めに就寝し(寝不足だったと言う事もありますが)目覚ましをAM2:30にセットしておきます。

アラームが鳴りテントから起き出して見ると、なんと今日も雲ひとつなく晴れあがっている。

この日は月齢12の月が出ていましたが、3時にその明るい月も沈んでいくはずで、外に出た時は既に西の山の向こうへ隠れており今日も絶好の星空撮影日和。
早速支度をして撮影を開始します。

昨晩は真っ暗闇で足元がよく見えない為、若干明るくなり始めてから湖畔の方へ行きましたが、今回は湖畔の方への道筋を前日の夕方に確認しておいたので最初から湖畔まで歩いていきます。

風も無く、音もしない、真っ暗闇の世界。
でも空を見上げると、そこには無数の小さな光が宝石箱をひっくり返したかのように全天に散りばめられています。

PENTAX K-5 + DA★ 16-50mm F2.8
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星を見るのは好きなのですが、星座等には疎いです。
それでもオリオン座など、比較的都心で空が明る場所でも見られる有名な星座はわかるのですが、ここまでたくさんの星があると見慣れた星座も埋もれてしまい、ぱっと見てそれと気がつかなくなってしまう程です。
e0110874_22154554.jpg


今回もPENTAXのGPSユニット O-GPS1をホットシューに取りつけて、天体追尾撮影をしようと思っていたのですが、カメラのキャリブレーションを終了してアストロトレーサー機能を使おうとすると、何故か項目が選べません・・・。

GPSは開けた場所ですしきちんと捕捉しているはずなのですが、なんでだろう??と思うも状況が変わらないので、とりあえず通常撮影をしていきます。

しばらく撮影していてふともう一度試してみると、今度はちゃんとメニューからアストロトレーサー機能が表示され選べるようになってる。
そこで気が付いたのですが、撮影モードをバルブにしておかないとアストロトレーサー機能は選べないようになっているのでした。

という事で、O-GPS1のアストロトレーサーを使用して撮影した写真を2点ほど。
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こちらは両方とも2分露光しています。

前の記事で、アストロトレーサーを使用して地上の固定物を入れるとぶれてしまうため、2枚の画像を合わせると言う事を書きましたが、こちらはそのまま撮ったまんまです。

対象物が山の稜線のように大きなものなので、それほどブレ感はこのぐらいのサイズであれば感じないと思います。

そして最後に長時間露光。
e0110874_22154525.jpg

この写真は1,151秒、約20分シャッターを開けっ放しにしています。

これまでこういう星が軌跡を描く写真を撮りたいなぁと思いつつ実際したことがなかったので、とりあえず試しにやってみました。
ISOと絞りと露光時間は大体の勘で。

ちょっと露光時間が物足りなかったかな?と言う感じですが、初めてにしては案外普通に撮れてましたので良しとしましょう。

こういう軌跡を描く写真は、デジタルの今ではコンポジット撮影といって数十秒の露出で撮った写真を続けて何百枚と撮り、PC上で合成して一枚の写真にする方が一般的かもしれません。

でも、後処理が面倒だったので一発勝負で撮ってみました(笑)

K-5の素晴らしいところは、これだけ長時間露光しても熱かぶりや輝点ノイズがほとんど見られないと言う事です。
長時間ノイズリダクション機能はありますが、これを使用すると撮影していた時間(露光時間)と同じ時間だけ処理に時間がかかり、処理中は撮影できなくなってしまうのでOFFにしています。

K-7を使用しているときは、ここまでの長時間露光はしていないのですが、やはり高感度での撮影でのノイズ感はK-5とは雲泥の差があります。

またK10Dで撮影していた時は、60秒ほどで熱かぶりが見られました。
このブログの右上のオーロラの写真はK10Dで撮影したのですが、79秒の露光で上部の左真ん中あたりに赤い熱かぶりがあるのが分かると思います。

オリジナルサイズの写真は、こちらにありますので、良かったら大きくして見てみて下さい。
(良く見ると実は流れ星も写ってたりします。)


・・・と言う事で、運良く二日目の夜も星空を撮影する事ができました。
次回はまた夜明けの風景の写真を載せて生きたいと思います。


・・・(10)に続く。
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by kibunwatabibito | 2011-10-14 22:56 | 日本の風景 | Comments(0)


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