2010年 04月 17日

雨が叩く音色

今日高校時代の友人が集まり飲みにいった。
毎年のように会う友人もいれば、高校卒業以来始めて会う人も中にはいた。
ふと気づいてみれば、もう15年以上も時が経っているのだった。

今日はなぜかお酒が良くまわる。
大して量は飲んでないはずなのに、それだけ気持ちが緩んでいたのだろうか。

宴も終わり帰り道、皆と別れ帰途に着く。

電車に乗るには中途半端な距離なので、行きも帰りも歩いてゆくことにする。

行きもしとしとと雨が降っていたが、帰りは思っていたよりも少し強い雨が降っていた。

バッグに忍ばせていた折り畳み傘を広げ少し歩くが、なんだかもったいないような気がして濡れた傘をそのまままたバッグへ戻した。

平日は普通の会社員なので、スーツを着て歩いている。
でも今日は着替えていつもの格好で。

スーツを着ている時は、少しの雨でも濡れるのが鬱陶しくて傘をさしてしまう。

普段は傘なんて少しの雨くらいでは差さないのに。

普段ってなんだろう。

週の5日間はスーツを着て会社にいっているけど、これは自分にとって普段なのだろうか?

過ごす時間の長さでは無いんだと思う。

自分にとってそれは短い時間であったとしても、自分であれる時間が普段なんだと思う。

帰り道、雨に打たれながら好きな音楽を聴きながらゆらゆらと歩く。
4月も半ばというのに、気温は3度。
いっそ雪が降ってくれれば楽しいのに、と思いつつゆらゆらと歩く。

途中でイヤホンを耳から外してみた。
雨が打つ音を楽しみたいから。

降りそぼる雨の中過ごすテントの中、雨がテントを叩く音は心地よく、遠い地を馳せながら過ごす夜を思い出す。

たまには雨に歌れて歩く夜道も宵ものだ。
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by kibunwatabibito | 2010-04-17 01:20 | 日常 | Comments(0)


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