2010年 01月 27日

三脚の事

購入してから既に10年程使用してる三脚ですが、脚を伸ばした際に少し背が低く、通常の使用では撮る際に少し屈まなければいけない状況でした。

常々もう少し背が高くて軽くて良い三脚がないかなぁと思っていたのですが、つい先日見つけてしまいました。

Gitzo(ジッツオ)というメーカーのGT1530という三脚なのですが、とあるサイトで激安価格の物を見つけてしまいました。

ジッツオの三脚といえばとにかく高価!というイメージがあり、撮影の三脚はジッツオでなければ使う気が起きない、などという写真家もいるようです。
一方、ジッツオは不当に高すぎるという批判もあります。とはいえ、プロ・ハイアマチュアの三脚としては確固たる評価を得ていると思います。

現在使用している三脚は、マンフロット(Manfrotto)の190Bというアルミ三脚を使用しており、三脚単体での重量は2kg弱、長さと若干の重さを除けばしっかりとした作りで満足しており、値段も手ごろで中々代替品を買おうという気にはなれませんでした。

GT1530を見つけたのは、ナニワカメラの新品アウトレット品というもので、一部箱等にキズありという事でしたが、他の購入者のコメントを見てみると、特に箱に問題があるということでもなく、おそらく並行輸入品なのではないかという事。

ジッツオのアウトレット三脚(GT1530は現在リストから消えています)はこの他にも何点かあり、自分の用途、金額に合いそうな物がこのGT1530という品番だったので色々調べて見ましたが、現行モデルのGT1531との違いはローアングル時の最低高が現行モデルの方が低くなるだけで、他は変わりはないよう。

唯一気になったのが、畳んだ状態の縮長が62cmと現在使用している三脚よりも10cm程長くなってしまう事。
この三脚は3段なので、4段のものだとその分縮長は短くなりますが、一番太いパイプ径が同じであれば必然的に一番下のパイプはより細くなってしまい、堅牢度が落ちます。
そして伸ばし縮めに少し手間がかかる。

そこで実際にヨドバシへ行って現行モデルですがGT1531を手に取り、縮長については問題なさそうという事が分かったので、ぽちっといってしまいました。

30,975円也。(市価は概ね55,000円~70,000円)



土曜日の夜に発注して、届いたのが火曜日だったので、思っていたよりも早くちょっとびっくり。

届いた箱はバーコードラベルがちょっと剥がれてはいたものの、潰れもないし(あっても気にならないですけど)、中身も全く問題ありませんでした。

さっそく自宅で色々いじってみるのですが、さすがにジッツオと思わせてくれる素晴らしいものでした。

まずはGロックとジッツオでは呼んでいる、脚を伸縮した際に固定する部位の使い勝手が非常に良いのです。
脚の周りのゴム状の部分を回す事によって締めたり緩めたりできるのですが、回す量はほんの少しだけですみ、指二本だけで軽く締めても済むくらいの小さな力で確実にロックする事が出来ます。

また、購入したのは1型と呼ばれるパイプ径24mmのかなり細いものなのですが、素材がカーボンという事もあり非常に軽く(1.15kg)、脚を伸ばして固定した時には上から荷重をかけてもしなることなくしっかりとしています。

操作性、堅牢性共に三脚の一番重要な部分がとてもよくできています。

極論を言えば三脚はカメラを固定して振動させない為の道具ですので、重ければ重いほど良いです。
ただもちろん重ければ携帯性に欠け、どこで折り合いをつけるのかがポイントとなります。

実際自分が撮影に使用する機材は、カメラ本体のK-7が約750g(電池、SDカード付き)、一番重いレンズでDA★ 50-135mmF2.8EDが685g、合わせても1,500g未満です。
このクラスのカメラ+レンズを支えるには、1型の細いカーボン三脚でも十分すぎる程のスペックです。
(三脚使用の撮影の際には、基本的にリモコン+ミラーアップをしています)

ただ全体的に軽いので風等の影響は受けやすいと思われるので、そのへんはセンターポール下にフックが付いているのでバッグでもぶら下げておけばOKでしょう。

軽すぎる三脚も問題なのかもしれませんが、軽い事によるデメリットは問題なく解消できており、それ以上に軽いから持ち出そうと思える事が重要と考えます。
せっかく持っていても、重たいから持っていくのやめるかとなってしまえば、ないのと一緒です。
カメラも三脚も自分の足で持って歩く物なので、持ち運びが苦にならないという事が、自分にとって重要なのです。

さて、この三脚ですが、あくまで三脚で脚部分だけなので別途雲台を用意する必要があります。

実は当所は三脚ではなく雲台を買い替えようかなと思っていたのが、三脚購入にも繋がってしまったのですが、雲台はこちらを購入しました。

自由雲台 SL-50ZSC

風景撮影には3WAYの雲台がセオリーと考える人も多いようですが、あくまで自分はストレスなく自由にフレーミングができる、そして持ち運びの時に邪魔にならないという理由で、自由雲台を使用しています。

この梅本製作所という会社は、長年アクセサリーメーカーへOEMとして自由雲台を提供しているようで、サイトを見て頂ければ分かる通り、かなりのこだわりをもって自由雲台を製造しているようです。

実際使用してみてボールの滑らかさやフリクションの掛け具合、固定力の確かさ、実際に購入してみて間違いはなさそうです。
一つ面白い機能が、ボールを固定する際ほんの少し緩めてあげると、水平方向へのみパンする事ができます。
自由雲台なのにこういう事が出来るって便利ですし、技術力が確かだからこそできる技なんだと思います。

ちなみに、購入は上記のサイトからメールでのやり取りでのオーダーか、中野にあるフジヤカメラでのみ販売をしています。
念のため実物を見てみようと日曜日に出かけていったのですが、そこには中古のGT1530が置いてあり、実際につけて使用感を確かめる事が出来たのでよかったです。
ちなみに中古で売っていたGT1530は、42,000円でした。。。

まだ自宅で触って試した限りなので、実際に外に持ち出して使ってみるのが楽しみです。
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by kibunwatabibito | 2010-01-27 19:43 | カメラ関連 | Comments(4)
Commented by くろやぎ at 2010-01-28 07:18 x
いつも素晴らしい写真を見せて頂きありがとうございます。
梅本製作所の雲台に思わずコメントを^^;
実は私も先週、マンフロット三脚+梅本製作所の雲台を手に入れたばかりなのです。
まともな三脚・雲台は初めてなので他との比較はできませんが、モノとしての精度、密度感は非常に高く感じます。
ましてや「気分は旅人」さんが選ばれたとなれば、自分の選択は間違ってなかった!と更に満足^^
これからも素敵な写真を楽しみにしております。
Commented by kibunwatabibito at 2010-01-29 00:01
くろやぎ さん
コメントありがとうございます!
同じ時期に三脚+梅本の自由雲台購入されてたんですね~。
ここの雲台はネットで見ても評判は良いようでしたし、実際まだ自宅で少し触った程度ですけどやっぱり良さそうですね。
良い買い物になりました^^
Commented by wanzoproject at 2010-01-29 15:55
おっとこれでまた鬼に金棒ですね♪
セレブな三脚購入おめでとうございます。羨ましい!!
自由雲台も良さげですね。セミナーの際にSLIKのものを使わせて頂いたのですが、
自分には全く合わず。動きすぎちゃってフレーミングが出来ませんでした。
梅本自由雲台。レポート期待してお待ちしております。
Commented by kibunwatabibito at 2010-01-29 21:10
wanzo さん
SLIKのレポートなど読ませてもらいましたが、かなり小さくなるのは良いですがやっぱり伸ばした時に小さすぎますねぇ。。。
新しい三脚と雲台、実践で使用しての感触が楽しみです!


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